Tateshina Working Retriever Club
蓼科ワーキングレトリバークラブ
蓼科ワーキングレトリバークラブは、Retriever Association of Japan(RAJ)の
構成クラブです。
テスト内容や目的などはRAJも確認ください。
RAJ webサイト→https://mi85ty.wixsite.com/raj-gundoglover
ガンドッグワーキングテスト(GWTs)とは
ヨーロッパ各地では、古くから犬と狩猟をする文化があります。フィールドトライアル(FT)というドッグスポーツも盛んに行われています。レトリバー種のFTでは、撃ち落とされた鳥を素早く的確に回収する作業を採点されます。英国などでは、FTチャンピオンになると血統書にも載るメジャーな競技です。
FTや狩猟ができない期間に、鳥の代わりにダミーと呼ばれるものを使って行われているのが、ガンドッグワーキングテスト(GWTs)で、各地のクラブで行われます。投げたり、隠して置いたりしたダミーを犬が取りに行き、その作業を採点します。
競技のルールなどは、英国ケネルクラブのYEAR BOOKに掲載されており、これを元に行われています。
テストの採点方法
TWRCのワーキングテストは、英国などのガンドッグワーキングテストを模して行います。鳥の代わりにダミーと呼ばれる布生地の筒状のものを投げたり隠したりして、犬に回収させます。
種目分けをして、回収作業に対しジャッジが採点します。ジャッジは出場ペアの作業内容を見極め、採点を行い順位を決めます。採点は1種目20点(ダブルの場合は40点もありうる)で行い、概ね3〜4種目を行い、合計得点で順位を決めます。入賞者同士が同点の場合は、RunOffを行い順位を確定させます。
ダミーには様々な種類や色があります。
種 目
呼び戻し
ハンドラーはジャッジに指定された場所から犬の呼び戻しを行う。
シングルマーキング
レトリーブ
一つのダミーを出場ペアに確認できるように投げ、回収作業を行う。
ダブルマーキング
レトリーブ
二つのダミーを出場ペアに確認できるように投げ、両方の回収作業を行う。
シングルブラインド
レトリーブ
一つのダミーを事前に地面に置き、ハンドラーにその場所を説明し、回収作業を行う。
ダブルレトリーブ
二つのダミーを事前に地面に置き、ハンドラーにその場所を説明し、回収作業を行う。
または、一つのダミーを事前に地面に置き、ハンドラーにその場所を説明し、一つのダミーを出場ペアに確認できるように投げ、両方の回収作業を行う。
ダブルレトリーブにはダブルマーキングレトリーブも含まれる
ドリブン
複数組で競技を行う。
複数組でラインを作った後、複数のダミーがマーキングで投げ込まれるのを出場ペアは確認し、ジャッジの指示により指定されたダミーを回収する。
ウォークドアップ
複数組で競技を行う。
出場ペアは、ラインを作りジャッジとともに前進しながら、ジャッジの指示によりマーキングやブラインドのダミーを回収する。
・難易度はクラスごとに設定します。
・呼び戻しは、パピークラス、ビギナークラスのみで行われます。
・ドリブン、ウォークドアップは、
ノービスクラス、オープンクラス、ベテランクラスのみで行われます。
・全ての種目に、ヒールワークが求められます。
クラス分け
英国では、PUPPY、NOVICE、OPEN、UNCLASSIFIEDの4つに分けられていますが、RAJ(Retriever Association of Japan)のクラス分けに準じて5つのクラスで競技を行うものとします。詳しくはRAJサイトをご確認ください。
<パピークラス>
ワーキングテスト開催時に18ヶ月未満の犬を対象とします。
<ビギナークラス>
内容はパピークラスと同様か同じ趣旨とします。
<ノービスクラス>
オープンクラス出場経験のない犬を対象とします。
また、オープンクラス登録の犬も参加もできますが、
参考記録扱いとなり入賞対象外となります。
<オープンクラス>
RAJにてオープンクラス登録をした犬を対象とします。
<ベテランクラス>
ワーキングテスト開催時に8歳を迎えているノービスクラス、オープンクラス
犬を対象とします。